【Quiz】元素26/100クイズ(後編)

昨日に引き続き、ジャンル別「元素26/100」のクイズを公開です。

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☆スタート!☆

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【Q 14】シェーレにより「ダメな空気」、ラヴォアジェにより「生きられないもの」、ラザフォードにより「有毒空気」と名付けられたことがある気体で、ドイツ語の「Stickstoff(シュティクシュトフ)」つまり「窒息させる物質」という単語から和訳された元素は何でしょう?

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☆正解☆

窒素
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【Q 15】合成でなく自然において発見された最期の元素であり、自然に産出する元素の中で最も不安定な元素とされる、発見されるまで長らく「エカセシウム」という仮の名前で呼ばれていた1939年にペレーにより発見された元素で、その名前は発見者・ペレーの祖国の現在の名前にちなんで名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

フランシウム
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【Q 16】全元素の中で最も比重が大きく、2番目に比重が重いイリジウムとともにイギリスの科学者テナントにより「白金を王水で溶かした残留物」から発見された元素で、この金属の粉末を空気中に放置すると酸化され、その酸化物が常温でも揮発し、特有の刺激臭を発することからギリシャ語の「におい」という言葉にちなんで名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

オスミウム
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【Q 17】全元素の中で最も質量数の大きい安定同位体を持つ元素として挙げられる金属で、用途としては「ステンドグラスの縁」「電池の電極」「銃弾」「ガラスへの添加物」などに使われ、かつては「釣りのおもり」「おしろい」「はんだ」などに使われていたが、その毒性のために使われなくなってきている元素は何でしょう?

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☆正解☆


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【Q 18】原子スペクトルが緑色であることからギリシャ語の「緑の小枝」という意味の言葉から名付けられた金属で、非常に毒性が高く、グレアム・ヤングという連続殺人犯や、サダム・フセインが毒薬として用いていたといい、殺鼠剤にも使われる元素は何でしょう?

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☆正解☆

タリウム
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【Q 19】天然では火山や温泉近くの鉱脈などに単体や化合物鉱物として存在するが、存在数が非常に少ない金属であるものの、日本での生産量は世界で5番目ほどと比較的この元素に恵まれており、マックアルパイン石や手稲石から産出される元素で、その名前はラテン語の「地球」という意味の言葉から名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

テルル
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【Q 20】赤外線に対して透明で、赤外域で高い屈折率を示すため、赤外線レンズに用いられる他、光ファイバーのコアや初期のトランジスタにも用いられる半金属で、かつては「血行が良くなる」「がんに効く」などをうたった健康器具、特にブレスレットや温浴用品が人気だったが科学的にはまったく根拠がないことでも知られる、その名前はドイツのかつての呼び名から名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

ゲルマニウム
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【Q 21】単体では非常に毒性が強いものの消毒剤としても有用であり、水道法の規定では蛇口において1リットルあたり0.1mg以上の濃度を保つように規定されており、これがカルキ臭の原因である、その元素名はギリシャ語の「黄緑色」から、日本語の元素名は「シオ」の主成分であることから名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

塩素
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【Q 22】世界で使われるこの元素のおよそ95%は半導体に使われており、その他、マイクロ波集積回路半導体レーザーといった用途もあり、また中村修二により開発された青色発光ダイオードの材料としても有名な金属で、発見者であるボアボードランの出身国・フランスのラテン語名から名付けられた元素は何でしょう?

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☆正解☆

ガリウム
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【Q 23】シリアツブリガイが分泌する無色の液体から作られる、「皇帝紫」「チリアンパープル」という非常に高価な紫色の染料の成分である元素で、写真の感光剤として使われることからアイドルなどの写真を指す「ブロマイド」の語源でもある、水銀とともに「常温・常圧で液体」である元素は何でしょう?

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☆正解☆

臭素
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【Q 24】原子番号の大きな元素の中では発見された年代が古く、かつては鮮やかな蛍光の緑色を出すために陶磁器やガラスにも添加されていた、単体では銀白色の金属だが、その水溶液や+6価のこの元素は黄色をしており、特に+6価のものは「イエローケーキ」と呼ばれる、核分裂性物質や原子爆弾の材料として知られる元素は何でしょう?

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☆正解☆

ウラン
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【Q 25】1899年にアンドレ=ルイ・ドビエルヌが瀝青(れきせい)ウラン鉱からウランを分離した際の残留物から発見し、ギリシャ語で「光線」「放射物」という意味の言葉から名付けられた元素で、この元素からローレンシウムまでの15の元素が「アクチノイド」と呼ばれる元素であるのは何でしょう?

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☆正解☆

アクチニウム
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【Q 26】※同点決勝用問題
1803年にドイツのクラプロートとスウェーデンのベルセリウスおよびヒージンガーにより同時期に発見されたため、第1発見者による国家間の論争が初めて起きた元素とされる、モナズ石やセル石に含まれるランタノイドで、その名前は準惑星のひとつに由来するものは何でしょう?

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☆正解☆

セリウム
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以上でーす。