【4KOMA】読切には惜しいゲスト作品

今日は、昨日に引き続きまんがタイムきららMAXから、ゲスト作品をご紹介。
まずは、織さんの4コマ漫画“お金に釣られるっ!市子ちゃん”を紹介します。
お金を欲しがるJKの市子ちゃん、電車を寝過ごした先の駅で見つけたのは廃墟のような漫画喫茶。
呪われた漫画喫茶、怪奇現象が起きるこの店ですが…時給の良さでバイトを初めてしまうことに。
読み切りで終わってしまいましたが、テンポが良くって読みやすいですね。続きも気になる作品です。

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続いて、えぬつーさんの4コマ漫画“はねのね”を紹介します。
スポーツのバドミントンを主題にした本作は、主人公・真乃ちゃんと友人の蓮花ちゃんがバドミントン部の練習に参加するところから物語が始まります。
そして、部長・部員各1名の部活に入る所で物語は終了…
私達のバドミントンはこれからだー! みたいな読み切りで終わってしまいました。
キャラは立ってるし、バドミントンの解説も盛りだくさんなんだけど。
4コマで純粋スポーツものは難しい気もするんですよね…ギャグ重視になってしまいがち。
(本作もギャグ成分多めですが)

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最後に、なまず&さくらうめさんの4コマ漫画“死にたくても死ねない私と死んでも死なないあなた”を紹介します。
すっごく特徴的なタイトルの読み切り作品である本作は…
飛び降り自殺を図る少女・スイが、となりで飛び降り自殺をするカグヤと出会う所から物語が始まります。
死んでも死ねず、人と知り合ってもいずれ別れてしまう紀元前生まれのカグヤ。
そんなカグヤと出会うことでスイの運命も変わり、不老不死の薬を開発する決意をします。
ですが、時は経ち、スイは年老いて死に……ますが…
開発していた薬のおかげで不老不死として若い姿で生き返り…カグヤとともに生きることに。

と、ストーリーの全貌を書いてしまいましたが、読み切り8ページとは思えないストーリー。
これは、記憶と歴史に残る1作かもしれません。

………ただ、1つ気になることが。
後半のスイが科学者となったあとのシーンから、コマ枠の外が黒くなるのです。
このコマの外が黒くなるのは、4コマ…というかきららでは、過去や夢のシーンを書くのに使われるので…
もしかすると最後の結末は………とも思ってしまうのでした。