今日は、4コマなのエースを紹介します。
2011年創刊の本雑誌ですが、今月の号をもって休刊となってしまいました。
最後なので、なんで休刊になったのかちょっとだけ考察してみます。
思いつきで書いているだけなので、的外れなのも多いでしょうが……

1)雑誌の正式表記が良くわからない。
Wikipediaには「4コマnanoエース」でも、表紙には「nanoA」と「なのエース」が併記。
背表紙は「4コマなのエース」、お知らせとかも「なのエース」…これが正式かなぁ…。

2)4コマ率がどんどん下がっている。
4コマと雑誌名についている通り4コマ漫画誌のはずなのですが。
4コマが一切ない連載が多数。4コマ漫画も2ページ位はストーリーを挟んだりしてて…
ストーリーの方が、4コマよりも描くのが簡単であろうことは明らかでして。
原稿料が同じで、「4コマじゃなくても良いよ」って言われたらそりゃストーリーを描くでしょうし。
ここは重要なファクターなのではないでしょうか。
特に「いなり、よんこま、恋いろは」が4コマじゃないのはなんで!?

3)「ちょっとかわいいアイアンメイデン」
私も一番好きな漫画でして、ストーリーが挟まりつつも4コマであることが多く。
映画化も決まり、人気高い作品に間違いないでしょう。
この作品が、しばしばお休みするのが問題なのです……。(最終号まで休載とは…)
人気作品が休めば売り上げに影響がでるでしょう。
すると、本屋への入荷数が減り、需要と供給がアンバランスに…
私は、この影響は大きいと考えています。

4)宣伝としての価値
元々、角川作品のスピンオフを多数載せていたのですから、宣伝としての価値を考えて良いと思います。
単純な売り上げ+宣伝材料として考えれば、そこまで低迷していたのでしょうか?
実際、この雑誌で「ブラッドラッド」の4コマが無かったら、私は深夜アニメのブラッドラッドは見てなかったでしょう。
あいうら、うぽって!、ストライクウィッチーズなどDVDなどへの売り上げの貢献はあったんじゃないかなぁ…
巻頭カラーが宣伝ページなくらいなんだし、ねぇ…

5)厚い
もう少し、作品少なくても良かったかと思います。

結論:いつか、復活してくれたら嬉しいなぁ。