うさぎざんまい(兎を振り回すこと?)

[155]本日はTRPGの日ということで。
不肖私がGMを務めさせて頂いての、アリアンロッド2Eキャンペーン第4回のセッションをしてまいりました。
今回のタイトルは「あやしいウサの集まる図書館」。
図書館の本の中を舞台に、ウサギにまつわる(まつわらないのもあるけど)の話のオンパレード。

まずは、うさぎ夫妻の結婚式に紛れ込んだのですが、その新婦の兄は本来死刑だったのですが、その死刑を伸ばしてもらうために、王様に直訴して、友人を身代りにして結婚式に来たとか。
名前を聞いたら「メロっす!」と言っています。
その兄うさぎは、戻ると死刑になるからと逃げだす始末……
そこで、うさぎを追って山へ行き、川を渡るために小ブナを釣り、夢を駆け巡ったり、ふるさとを思い出したりしながらなんとかうさぎを捕まえました。

すると、今度は、なぜかカメ(砲台付き)と競争をするはめに。
しかし、このカメ、なんと長年の努力の末、敏捷度が本来の10倍になっているという!!
さて、一行は、この敏捷度が10倍のカメに、スピードで勝つことができるのか!!??
……というハズだったのですが。
アリアンロッドでは移動力は敏捷度が基準でしたが、アリアンロッドでは筋力が基準。
どんなに敏捷度が上がっても、移動力は変わらず。
のろのろと登ってる間に、ふるぼっこになりました(泣)

そのあとは、ピンク色で胸に「N」と書いてあるうさぎに遭遇し。
なぜか突然「英語でものまねゲーム♪」に参加することになったり。

王様の差し金の騎士団と戦うも、戦闘フィールド上に仕掛けで、木の根っこの上でころり転げると10D6のダメージを受けたり。
たき火を見ていると飛び込みたくなって、旅人の食糧になりたくなったり。
と、いろいろな罠がありましたが。なんとか王様の元へ到達。

しかし、そこで待っていたのは。
断りなく、身代りにさせられ、怒りのあまり殺意の波動に目覚めてしまった、アリスとかいう女の子でして。
さんざんなトラブルメーカーのうさぎに対し「生かして帰さんぞーーー!」と漆黒のオーラを纏っていたのでした。
さらには、皮を剥がされた恨みから、殺意の波動に目覚めた狸と。
背中を渡られた恨みから、殺意の波動に目覚めた鮫と。
クライマックスフェイズは、うさぎぶっ殺すトリオとの対決となったのでした。

ちなみに、この際にたまたま本日かったお茶のペットボトルに付いてきた、あずにゃんのストラップフィギュアをアリスの駒代わりに使っちゃったりして。
そして、戦闘ターンの1ターン目終了時に、アリスの特殊能力が発動!
仲間全員に心休まる紅茶を振る舞って、HPを回復させる技。
名付けて「アリスの放課後ティータイム!!」
……あれ? フィギュアがフィギュアなので、予定してない3文字熟語が挟まってしまった……

戦闘の方は、工夫して攻撃ダイスを3個振れる状態にして、ここで1体とどめ刺すぞー!!
と、意気込んで振ったダイスが3つとも1の目を上に止まったりしたせいで。
結局パーティーの1人たりとも戦闘不能にできずに敗北。うぬぬー

その後、あのうさぎがどうなったかは、皆様のご想像にお任せします。

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TRPGの前後はアナログゲームを色々。
割と好評を頂いている私オリジナルな、ネギま!ウノ風カードゲームや。
絵のタイトルをねつ造して、元の絵を当てる、いわば、絵画版たほいやなディクシット。
和風カードゲームとして評判の高い、舞星(Mai−Star)。これが同人というのが信じられない。

そして、今日初プレイだったのが「魔法のラビリンス」。
プレイに参加しない1人が、ラビリンスの壁の位置を決めて。
そして、残りの人たち(最大4人)が、ラビリンス内で壁にぶつからないように、宝物をゲットするというゲーム。

ラビリンスは6×6のマス目でできていて、そのマスの間に、壁を配置するのが最初の人の役目。
その上に、ボードを重ねると、壁がどこの位置にあるのかわからなくなります。
そして、プレイヤーは、磁石のついた駒を手にし、その駒にボードを挟む形で鉄の球をセット。
駒を動かすと鉄の球も動くのですが、壁があるところでは球が落ちてしまうという仕組みなのです。
落ちた球は、ビリヤード台の要領で手元に戻ります。

まず、ランダムでボード上に宝物が配置され。
プレイヤーは手番で、各面が1・2・2・3・3・4となっている六面体のサイコロを振り。
サイコロの目の数だけマス目を移動できます。ただし、鉄の球が落ちない限り。
鉄の球が落ちてしまったら、そこでストップ。スタート地点にもどされます。
つまり、どこが壁だったのかを記憶する、いわば記憶力ゲームなのです!
まぁ、サイコロ運とかも多分にありますが。

ゲームとしてのシステムは非常に単純なのですが。
物理的な仕掛けが非常によくできていて、プレイしていて楽しいゲームに仕上がっていました。
素晴らしいアイデアだなぁ!!